こんにちは、東京在住、30代の会社員・旅行好きアイドルオタク にこ(女)です。

ライブ遠征の数日前、天気予報に台風マークが出てくると、一気に気持ちがざわつきますよね。
「ライブはやるの?」「新幹線が止まったら?」
「もし会場まで行けなかったら、チケット代は返ってくる?」
私も遠征前に、交通機関と天気予報を何度もリロードしたことがあります。

そんなとき、まず知っておきたいのが、

「ライブ自体が中止・延期になった場合」と、「ライブは開催されるけれど、自分が行けない場合」では、チケットの扱いが大きく違う

ということです。台風や大雪で交通機関が止まったからといって、ライブチケットまで自動的に払い戻されるとは限りません。

この記事では、台風・大雪などでライブ遠征が難しくなったときの、

  • ライブチケット
  • 新幹線・特急
  • 飛行機
  • ホテル

それぞれの払い戻し・変更・キャンセルについて、わかりやすく整理します。

※この記事では一般的な考え方を紹介しています。公演、予約方法、運賃・料金プランなどによって対応は異なります。実際に手続きする際は、必ず主催者・プレイガイド・交通機関・宿泊施設などの最新の公式情報を確認してください。

まず結論|「ライブが開催されるか」でチケットの扱いは大きく変わる

台風でライブに行けない…まずここを確認

台風が近づいているときは、まず「自分が行けるか」より先に、「公演そのものがどうなるのか」を確認しましょう。ざっくり整理すると、こうなります。

状況基本的な考え方
ライブが中止・延期主催者から払い戻し・振替などの案内が出る可能性がある
ライブは開催/自分が行けないチケットが自動的に払い戻されるわけではない
新幹線・特急が運休JRや購入サービスの払い戻し・変更条件を確認
飛行機が欠航・対象便になる航空会社の振替・払い戻し条件を確認
ホテルへ行けない予約時のキャンセル規定が基本。宿泊施設にも確認する

特に間違えやすいのが、「交通機関が止まった=ライブチケットも払い戻される」ではないという点です!

ここから、自分のケースに合わせて順番に見ていきましょう。

ライブが中止・延期になった場合、チケットは払い戻される?

ライブそのものが中止・延期になった場合は、まず主催者から発表される案内を確認してください。払い戻しを実施するか、延期公演で現在のチケットをそのまま使用できるかなどは、公演によって異なります。

たとえばイープラスでは、公演の中止・変更・延期に伴い、公演主催者が払い戻しの実施を決定した場合に払い戻しを行うと案内しています。払い戻し方法も、チケットの受取方法や支払方法によって異なります。

つまり、

「台風だから払い戻し」ではなく、「主催者がその公演についてどのような対応を発表したか」が重要

ということ。

中止・延期が発表されたら、SNSの情報だけで判断せず、

  • 公演公式サイト
  • 主催者の公式SNS
  • 購入したプレイガイド
  • チケットの申込履歴

まで確認しておくと安心です。

イープラスでも、公演の開催可否は公演主催元から発表されるとして、まず公演公式サイトやSNSなどの確認を案内しています。

また、払い戻しには受付期間が設定される場合があります。「中止になったから、そのうち返ってくるだろう」と放置せず、案内が出たら期限まで確認しておきましょう。

ライブは開催されるけど、台風で行けない場合はどうなる?

ここが、ライブ遠征では一番判断に迷いやすいところだと思います。

たとえば、

「ライブは予定どおり開催される。でも地元から出る新幹線が運休した」
「飛行機が欠航して、どう頑張っても開演に間に合わない」

というケース。

かなりつらい状況ですが、交通機関が止まったことだけを理由に、ライブチケットが自動的に払い戻されるとは限りません。

交通機関が止まっても、ライブチケットが自動的に払い戻されるわけではない

ライブが予定どおり開催される場合、交通機関の運休や欠航によって来場できなかったとしても、主催者から払い戻しの案内が出ていなければ、チケット代が返金されるとは限りません。イープラスでも、公演中止・変更・延期に伴って主催者が払い戻しを決定した場合に払い戻しを行い、それ以外のお客様都合によるキャンセル・変更・払い戻しはできないとしています。

ここで大切なのは、

「新幹線が止まったか」ではなく、「その公演について主催者が払い戻しを実施すると発表しているか」

を確認することです。

「台風で行けない=チケット代も返ってくる」と考えてしまうと、あとでかなり痛い出費になります。

チケット代と交通費は、いったん別々に考えましょう。

ライブチケットが払い戻される可能性があるケース

代表的なのは、

  • 公演そのものが中止になった
  • 公演が延期・変更され、主催者が払い戻しを実施する
  • 主催者が特別に払い戻し対応を発表する

といったケースです。

反対に、

公演が予定どおり開催され、主催者から払い戻しの案内も出ていない場合は、「交通機関が止まったから」という理由だけでチケットが払い戻されるとは限りません。

災害時には通常とは異なる対応が発表されることもあるので、過去の公演や他のアーティストのケースだけで判断せず、自分が参加する公演の公式発表を確認してください。

まず確認するのは「主催者→交通機関→ホテル」

台風で遠征できないときは、3つを別々に確認

台風が近づいていると、天気、新幹線、飛行機、ホテル、ライブ公式……とチェックするものが一気に増えます。

そんなときは、

①公演主催者
②利用予定の交通機関
③ホテル・予約サイト

の順番で確認すると整理しやすくなります。

まずライブが開催されるのか。
次に、会場まで移動できるのか。
最後に、宿泊予定を変更する必要があるのか。

一度に全部考えようとすると情報の沼に沈むので、ひとつずつ切り分けていきましょう。

新幹線・特急が運休した場合の払い戻し・変更

ライブ遠征で新幹線を使う人も多いと思います。JR東日本では、列車の運休などによって旅行そのものを取りやめる場合、運賃・料金の全額を払い戻すと案内しています。

また、指定席を予約していた列車が運休した場合は、別の列車へ変更できる場合があります。

運休で旅行を取りやめる場合

JR東日本の案内では、

  • 運休などで旅行を取りやめる場合は運賃・料金を全額払い戻し
  • 指定席の列車が運休した場合は他の列車へ変更可能
  • 運休に伴う払い戻しは、運休発生日の翌日から起算して1年以内に手続き可能

とされています。

ただし、これはすべての予約商品にそのまま当てはまるわけではありません。

予約サービス・旅行商品によって扱いが違う点に注意

新幹線とひとことで言っても、

  • 通常のきっぷ
  • ネット予約サービス
  • 割引商品
  • 旅行会社の商品
  • 新幹線+ホテルのセットプラン

など、購入方法はさまざま。

JR東日本でも、おトクなきっぷや旅行会社が発行したきっぷなどは、通常と取り扱いが異なる場合があると案内しています。

そのため、

「新幹線が運休したから、この予約も絶対に全額返金される」と自己判断しないこと。

予約したサービスの運休時の案内を確認してください。遠征時は「どの新幹線に乗るか」だけでなく、どこで・どの商品として予約したかまで覚えておくと、いざというときの手続きがかなりラクになります。

飛行機が欠航・遅延した場合の払い戻し・振替

飛行機も、台風の影響を受けやすい交通手段です。

悪天候によって予約便が欠航したり、航空会社が特別な取り扱いの対象便として指定したりした場合には、振替・払い戻しができることがあります。

ANAでは、悪天候などによって予約便が遅延・欠航した場合、ANA便への変更または払い戻しを受け付けています。また、Peachでも、欠航・大幅遅延や台風による運航への影響がある対象便について、運賃タイプにかかわらず手数料無料で振替・払い戻しが可能と案内しています。

「LCCだから」「大手だから」だけでは判断しない

以前は「LCCは払い戻しや振替が厳しい」というイメージもありましたが、実際の対応は航空会社や運航状況、対象便、予約条件などによって異なります。

たとえばPeachでは、台風による影響があると指定された対象便について、実際に欠航していなくても特別な取り扱いの対象となるケースがあります。

一方で、まだ影響が確定していない便を自分の判断でキャンセルした場合は、通常の取り消し条件になる場合もあります。Peachでも、運航への影響が確定していない便は、利用者都合の変更・取り消し扱いになると案内しています。

そのため飛行機は、

「台風がきそうだから早めにキャンセル」ではなく、まず自分の便がどの扱いになっているかを確認する

のがポイントです。

振替後のホテル代・交通費まで補償されるとは限らない

もうひとつ注意したいのが、欠航によって予定外の宿泊や移動が発生したケースです。

航空券の振替・払い戻しができたとしても、それとは別に発生したホテル代や交通費まで必ず補償されるとは限りません。たとえばPeachでは、遅延・欠航に伴って発生する宿泊費や交通費は補償しないと案内しています。

飛行機が欠航したら、

航空券の扱いと、そのほかに発生した費用は分けて確認する

と覚えておきましょう。

台風でホテルへ行けない場合、キャンセル料はどうなる?

ホテルについても、

「新幹線が止まったんだから、ホテルも無料キャンセルになるよね?」

とは限りません。

交通機関とホテルは別々の契約だからです。

国民生活センターは、台風によって交通機関が運休しホテルへ行けなくなったケースについて、ホテルが平常どおり営業しているのであれば、利用者からキャンセルを申し出た場合は契約どおりのキャンセル料が発生し、原則として支払いを拒否することは難しいと案内しています。

交通機関の運休=ホテルも無料キャンセル、ではない

つまり、

新幹線が運休したことと、ホテルのキャンセル料が免除されることは別問題

です。

まず予約時のキャンセル規定を確認しましょう。

ただし、災害時の状況や宿泊施設の判断によって対応が変わる可能性もあります。国民生活センターも、状況によって対応が変わる可能性があるためホテルへ連絡するよう案内しています。

行けないと分かったら早めにホテル・予約サイトへ連絡

交通機関の運休などで宿泊が難しいと判断したら、ホテルや予約サイトへ早めに連絡します。

確認したいのは、

  • 今回の予約のキャンセル料
  • 災害時の特別対応の有無
  • 日程変更が可能か
  • 予約サイト経由の場合、どこで手続きするのか

などです。

「交通機関が止まっているから大丈夫だろう」とそのままにせず、宿泊予約についても別に手続きをするのが大切です。

台風・悪天候でライブ遠征が難しそうなときの確認手順

最後に、「結局いま何をすればいいの?」というときの確認順をまとめます。

台風が来そう…ライブ遠征の確認5STEP

① 公演主催者の公式情報を確認する

まずはライブの開催可否確認をしてください。

公式サイト・公式SNSなどで、

  • 開催
  • 開催時間変更
  • 延期
  • 中止

のどれなのかを確認します。

プレイガイドだけでは開催可否がすぐ分からない場合もあるため、公演公式・主催者の発表を優先しましょう。

② チケットの払い戻し対象か確認する

中止・延期・変更が発表された場合は、

  • 払い戻しの有無
  • 受付期間
  • 手続き方法
  • 現在のチケットを延期公演で使用できるか

まで確認します。

「払い戻されるらしい」で終わらず、期限まで見るのが重要です。

③ 新幹線・飛行機の運行状況を確認する

次に、自分が予約している便・列車を確認します。

単に「東海道新幹線が遅れている」「○○空港で欠航が出ている」という広い情報ではなく、自分が乗る列車・便・予約商品が対象になっているかまで確認しましょう。

④ ホテルのキャンセル条件を確認する

遠征を取りやめる場合は、ホテルも忘れずに。

交通機関の運休だけで自動的にキャンセルされるわけではありません。予約サイト・ホテルの規定を確認し、必要なら早めに連絡します。

⑤ 払い戻し・変更の期限を確認して手続きする

最後に、

  • チケット
  • 新幹線・飛行機
  • ホテル

それぞれの期限を確認して手続きをします。

同じ遠征の予約でも、全部がひとつのルールで動いているわけではありません。

「ライブ」「交通」「ホテル」を別々の契約として整理する。

これが、台風時に一番混乱しにくい考え方です。

まとめ|「ライブが開催されるか」を最初に確認しよう

台風や大雪でライブ遠征が危うくなったとき、一番最初に確認したいのは、

ライブそのものが開催されるのか、中止・延期になるのか

です。

ポイントをもう一度まとめると、

  • 公演中止・延期の場合は、主催者の払い戻し・振替案内を確認する
  • 公演が開催される場合、交通機関の運休だけでライブチケットが自動的に払い戻されるとは限らない
  • 新幹線は運休時の払い戻し・変更制度があるが、予約商品によって扱いが異なる場合がある
  • 飛行機は航空会社・対象便・予約条件ごとの案内を確認する
  • 交通機関が止まっても、ホテルのキャンセル料が自動的に免除されるとは限らない
  • 「主催者→交通機関→ホテル」の順で確認すると整理しやすい

遠征が飛びそうなときは、ただでさえ気持ちが落ち着きません。

だからこそ、「全部返ってくる?」「全部ダメ?」とまとめて考えるのではなく、チケット・交通・ホテルをひとつずつ確認するのがおすすめです。事前のキャンセル規定については、「キャンセル規定を知っているだけで得をする、遠征・旅行のキャンセルポリシー入門」でも詳しく整理しています。

遠征の予定を組む段階から「もしものとき」を少しだけ頭に入れておけば、いざ台風マークが現れても、判断はずっとラクになります◎